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北海道【知床羅臼の宿 まるみ】①:バイキング+セットメニューで、山と海の幸をたらふく味わおう (Seafood dinner at Marumi Hotel Shiretoko-Rausu)

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6月8~14日に、一般社団法人プレスマンユニオン様にお声がけいただき、北海道は知床へ取材に行ってきました。

約1週間の滞在中、お世話になったのは知床羅臼の宿 まるみ。根室中標津空港から向かうと、羅臼町の少し手前、海岸沿いにあるお宿です。羅臼町の中心部までは車で8~10分ほど。

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お宿の部屋や大浴場などについては次回お伝えするとして、まずはまるみご自慢のお料理について書きたいと思います!

まるみの食堂は1階にある「海賊亭」。こちらで夕食と朝食をいただきます。1枚目の写真で分かるように、窓の外には海が広がっていますよ!床暖房が設置されているので、お風呂上がりでも冷えません。

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まるみの夕食は、バイキング+セットメニューという珍しい形式。正直に言うと、席に持って来てくれるセットメニューだけでだいぶお腹が膨れます……が、バイキングには珍しいお料理がずらりと並ぶので、食べないのは相当もったいないです。

★バイキング

バイキングには、羅臼でとれた海産物を使った漁師料理が10種類ほど置いてありました。手前のフルーツの横には、自家製のスモークサーモンが。素朴な、自然な味付けでした。


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初めて食べた飯寿司(いずし)。ひとくち食べて、滋賀県の鮒ずしを思い出しましたが、それもそのはず、魚、野菜、米麹を漬け、乳酸発酵させて作るなれずしの一種なのだそう。ほどよく酸っぱいので、疲れているときにぴったりです。

右は鮭の氷頭を使って作った飯寿司。氷頭は頭の軟骨の部分で、コリコリしています。食感と酸っぱさがとても合う!まるみでは、氷頭を山の水に1週間ほどさらして臭みを抜いているので、においもまったく気になりませんでした。


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バイキングにするのがもったいないような、手の込んだお料理が並んでいます。

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筑前煮みたいに具だくさんでおいしかったぶり大根。写真からはあまり分かりませんが、ぶりも大きめのやつがごろごろ入っていましたよ。


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バイキングテーブルの左端に進むと、さらに見たことのないお料理が。たとえば、手前の「めふん」。鮭の血合い(腎臓)を使って作った塩辛で、この地域の冬の保存食だったそうです。まるみのご主人、湊(みなと)謙一さんによると、血合いを塩とともに一升瓶に入れて作っているとのこと。メスの鮭だと血が溶けてしまうので、オスの鮭のみを使っているそうです。


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そして、右奥の黒いボウルに入っているホヤの塩辛。一見サーモンのようですが、食感も味も初めて食べるものでした。ちょっと苦みがあって、まさしく珍味という感じ(ピントが合っていなくてごめんなさい……)。

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湊さんいわく、ホヤは生きているのをいかに短時間で処理できるか、が大切だそう。新鮮なホヤで作ったまるみの塩辛は、身がプリっとしていて、臭みもなかったです。ちなみに、においは昆布で消しているのだとか。

北海道に来たら、たらこは外せない。このお皿ごと席に持って行って食べたくなる気持ちに駆られました。

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海の幸だけでなく、山の幸も充実しています。ご主人自ら採ってきた山菜の天ぷら。この時期はウドやクレソンなどが旬でした。苦みが少ないので、山菜はちょっと苦手…という人でも食べられると思います。

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★セットメニュー

もうバイキングだけで十分~という方も多いと思いますが、席にはこんな感じでお料理がセッティングされています。お宿の予約ページに書かれているように、カニ食べ放題プランや、天然フグが食べられる色丹(しこたん)コース、希少価値が高いキンキやブドウエビを味わえる択捉(えとろふ)コースなどから選ぶ方式です。

カニは日替わりでした。この日は大きなタラバガニ。まだ若いカニだったので、見た目によらず殻がやわらかく、食べやすかったです。脚から身をスルッと取り出せましたよ。

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お刺身も日によって違いました。この日は、ニシン、ソイ、ラウスバイ貝、サーモン。ニシンのお刺身は初めて食べましたが、とてもおいしかった!

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別の日のお刺身は、タコ、ブリ、そして奥にあるのはトキシラズ。トキシラズは未成熟な鮭のことで、春から夏にかけて北海道沖で獲れるそうです。卵巣や精巣が未発達なので、栄養がすべて身の方にいっていて、大きいのは10キロにもなるとのこと(ちなみに、秋に獲れる通常の鮭は平均約4~4.5キロほど)。トキシラズのお刺身は、口の中に入れると、とろけるような、でも、もたれる感じがまったくしなくて、何切れでも食べられる気がしました(実際、何切れ食べたか覚えていない。笑)。

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生のお魚もいいですが、煮魚がとてもおいしかった!

こちらはニシン。やわらかいけれども食べ応えがある身に、優しく上品な味付け。ペロッと完食しました(パセリも)。

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そして、こちらはマダラのムニエル。調理する際にスケソウダラの油を使っているとのこと。ほんのり玉ネギの味がしました。

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セットメニューにはお汁もついています。この日は鮭とカニのつくね汁。なんて贅沢なつくね。

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カニ飯。薄味で、でもカニのうまみがしっかり感じられて、気づいたら半分以上食べていました(かなり大きなどんぶりに入っていたのに)。写真を見ていたら、また食べたくなってきた。

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★朝食はバイキング
Morning buffet

朝食はバイキングオンリー。スクランブルエッグや卵焼き、マカロニサラダやポテトサラダなど、朝食っぽいお料理が並びます。夜ごはんで出た海の幸もテーブルの端の方に置いてあるので、食べそびれた方はリベンジも可能。

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まるみ名物のカニ汁。カニはその日によって異なります。この隣にはカニカレーも毎朝置いてあったのだけれど、見事に写真を撮り忘れました……。

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鮭の塩焼きなどもあるので、朝からこんな贅沢もできますよん♪

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知床羅臼の宿 まるみ
北海道目梨郡羅臼町八木浜町24
TEL: 0153-88-1313
http://shiretoko-rausu.com/
地図、アクセスはこちら ⇒ http://shiretoko-rausu.com/access.html


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by neko_fukurou | 2017-07-04 23:44 | 旅:北海道 | Comments(0)

アメリカに11年に暮らしていた、バイリンガルライター、翻訳者、編集者。UCLA卒。食や旅、歴史や文化、演劇(特に宝塚歌劇)について、日記風のカジュアルな英語と日本語の両方でつづっています。Japanese-English food and travel writer/translator based in Tokyo.


by neko_fukurou (aya satoh)
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